オラたち猫族には関係ないが、人間族のオス、とくにリタイアーした連中の無気力・無趣味・無会話、あれは、なんだべさ。
図々しさや変わり目の速さ、口先三寸の代表である年寄政治家を少し見習えばいいんでないかい。会社人間が定年退職で家に引きこもって母ちゃんから粗大ゴミ扱いされるなんて言語道断、鞭打ち100叩きの刑や(父ちゃんを叩くでない)世の父ちゃんよ生活に張りを持ってエンジョイしてちょ〜。母ちゃん族の図々しさ、違う元へ、逞しさを少しは、真似して残り少ない人生を歩んでおくれニャー。オラたちは食べる、寝る、遊ぶ、ヤル、喧嘩で猫生を全うするが、それでいいのだ。生きている証って、辛い、悲しい、寂しさ、涙、ちょっぴりの幸せ感、そんなものよ人生なんて。
これからオイラを哲学猫クロと呼んでくれニャー。

多摩手箱通信25号」より2012年7発行
 この時期は、紫外線が強いから色白の人やそうでない人も直射日光は避けるようにしないとシミやソバカスになるから気を付けるだよ…ん? もう手遅れだって、知るか。
店のヒゲ親父や可愛い(自称)店長があわただしくしているのは、6月3日(日)に生田緑地で、昼は「ふくしまつり」、夜には多摩市民館3Fで東日本震災支援の「チャリティーコンサート」をやるから、その準備などでてんてこ舞いなの。被災者の多くが、まだ不便な仮設住宅で暮らし、高齢者のひとり住まいも大勢いて我慢の限界は、とっくに過ぎているのにさ、相も変わらずスローな行政の対応…この際、プレハブでいいから東北に国会議事堂を建て、現地で政治をやったらいいべよ。議員の先生たちは、口先だけでなく汗を流す政治をやってくれってんだ。猫のオイラが言うのなんか変か。

「多摩手箱通信24号」より2012年6月発行
チュクチュ、カッカッ、ズドーンカッカッドダッバタンスコン、ドダッスヤスヤ、ストン、まだ寒い4月10日夜半過ぎに横殴りの風雨を全身に受け、ヨロヨロと寝床に辿り着いたら、ブルブルと悪寒を感じグワァ〜と高熱をだしバタンゴロゴロストン(一番最初に戻る)ってな具合や。オイラには、命より大事な食欲もなくなり2日間、固形物は摂らない状態でグッタリバッタン。
つくづく思ったね、普段、当たり前のように健康で過ごし、おいしい食べ物をいただき、動いて適度な睡眠をとれる生活は、なんて素晴らしいことなんだろうと。今は体力をつけ大声で歌う敏捷なクロ
に戻ろうとリハビリ(?)に取り組んでいるのだ、ニャンニャン。
人間どもも、季節の移り変わりには、健康に留意しガンバレニャン。


「多摩手箱通信23号」
より2012年5月発行
 前号で認知症予防には、生きがいを見つけるのが大事だと述べていたっぺ。でもよ生きがいなんてみんな違って当たり前だからな。オイラは趣味なんかないけんど、ノラ仲間とたわいない話をしている時が至福の時間なのよ。趣味を楽しんでやればいいが懸命にやりすぎストレスを溜めるなんて、笑えないよな。100人いたら100とおりの生きがいがあるんや。人は人、自分は自分、この辺をよ〜く考えてちょ。

店のヒゲ親父が描いた絵をポストカードやA4版の大きさに印刷して売り出すらしい。単純な男でチョー一部の客に誉められたのが嬉しくて販売するのだが、まっ、こんな奴は認知症にはならないかもね。ほんじゃ、また寝、ニャンニャン。


「多摩手箱通信vol.22」
2012年4月発行
 オラ達ノラにも認知症が増えてきたよ。昨日会ったタマは「あら、お久しぶり、お元気」って挨拶したけど、前の日にも同じこと言っているの。最近ヒゲ親父が認知症の本を読み漁っているから、近くで聞いていると、だいたい次の内容に要約されるべ。

歳をとれば不要なタンパク質が脳に溜まったり、血管が詰まるのが大きな原因だっちゃ。誰にでもなるし、ならない人もいるってことよ。だからあまり神経質になる必要はないが、予防策は…。

 @ バランス良い食事
 A 適度な運動
 B 生きがいをみつけて、くよくよしない

……ようするに、生活習慣病対策と同じなんやね、オイ、ヒゲ親父よ。コソコソと煙草なんか吸ってないで、スパっと止めろよ、余計頭が悪くなるからな、あ、もう手遅れかもニャンニャン。


       
「多摩手箱通信vol.21」2012年3月発行
 この国の借金が1,000兆円を超え、世界一なのは知っているよな。国債をどんどん発行し銀行などが購入しているが、その資金は庶民の預金なんだからさ。ある日、国債価格が暴落すれば、銀行はお手上げ状態。預金者が自分の金を引き落とそうとするが、その時はすでに遅いのや。パニックになった人々は、食料や生活必需品を買いだめするために走り回る。すると物価は上がりインフレになって、無能な政府はつけ焼刃的な政策をとるが、どうしようもない。人心は乱れ、多発する犯罪と、失業者の大量増加、資産家は先を争って海外脱出ってことになるべ。もっと恐いのは、いつ来てもおかしくない関東大地震や。オイラ達ノラ猫でさえ、緊急避難場所を確認しているけど…。人間族はどうだろうか? まっ、お互い限りある命を大事にしょうぜ。そんじゃ、またね〜こニャンニャン。

   「多摩手箱通信vol.202012年2月発行
 アッチチチ、暑いニャー、この時期はこまめに水分を補給しないと、ダメだなぞ、もし。オラたちネコ族も、出来るだけ木陰で暮らしているだ。んだば人間族もあんまし外に出ない方がいいかもな。なんやら店では8月15日(日)に、戦争反対をテーマの朗読会をやるそうだが、この暑いのにご苦労なこって。
そうだ!今、店の中では「
アッチチチ、バーゲンセール」をやっているが、普段安いのに、また値下げするなんてどうかしてるだ。まっ、オイラの心配することではないがね。そんじゃ、みんな元気で暮らすだぞ。
         「多摩手箱通信2号」より2010年8月発行
 まだムシ暑い日が続いているにゃあ〜〜。
こんな時期は体調を崩すから、みんな気をつけるべー。(オイラの仲間は地方出身者が多いから、色んな方言が出てくるのだ)
「多摩手箱」も先日ミニイベントをやってケッコウ盛況で、次は7月18日(日)に紙芝居をやる!ってよ。オイラも楽しみにしているのだ。客がいない時、店に入ると、ん〜〜?相も変わらず統一感のない品揃えだけど、たまにはセンスのいい衣類などが目につくよ。でもな、どれも値段は安いから店の将来が心配だ。んだば〜涼みに店に入るのもいいだべさ。妖しげな男と美し〜い(?)店長がいっから顔を見るだけでもいいかもねん…。
          「多摩手箱通信1号」より2010年7月発行
 オイラは稲生橋交差点にたむろしている野良ネコのクロで〜〜す。
変てこりんな店がオープンしたので、外から見ていると、客がケッコウ出入りしているのだ。「多摩手箱」という名前は、多摩区に引っかけて名づけたんだろうか。その安直な考えにはガッカリだ(―_―)!! 店の中に入ると…何だ!ここは。衣料品や小物、アクセサリー、カバン、帽子、陶器、漆器類…とオモチャまであるぜ。壁には外国のお面が並んでいる。価格は
50円から数十万円と、これでは入った客が混乱するのは間違いない
(-_-)/~~~。
また定期的に
イベントをやるという。普通の店ではないことはハッキリしているが、これからも時々チェックして皆にも知らせることにしようと思う。
           「多摩手箱通信0号」より2010年6月発行
 最近「カメぱっぱ」とやらが、この紙面でのさばっているな。
その影響でオイラのつぶやきが、大幅に縮小されたり前号(bP9)では
ついにカットだってよ。んだば、どうせ載らないなら過激なことをつぶやいてやるべ。この国の借金が、1000兆円を超え世界一なのは知っているよな、国債をどんどん発行し銀行などが購入しているが、その資金は、庶民の預金なんだからさ、ある日、国債価格が暴落すれば、銀行はお手上げ状態。預金者が自分の金を引き落とそうとするが、その時は、すでに遅いのや。
パニックになった人々は、食料や生活必需品を買いだめするために走り回る。すると、物価は上がりインフレになって、無能な政府は付け焼刃的な政策をとるが、どうしようもない。人心は乱れ多発する犯罪発生と、失業者の大量増加、資産家は、先を争って海外脱出ってなことになるべ。もっと怖いのは、いつ来てもおかしくない関東大地震や。オイラ達ノラ猫でさえ緊急避難場所を確認しているけど人間族はどうだろうか? ま、お互い限りある命を大事にしようぜ。
そんじゃ、またね〜こニャンニャン。

 今年も残り1ヶ月を切り、改めて月日の経つのが早いと実感する今日この頃、みんな〜風邪なんかひかずに元気で暮らしているだかニャン。3月には、未曾有の東日本大震災が起こり大勢の人が亡くなった上に、原発事故で避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされ不自由な生活を送っているべよ。
よ〜く考えると毎日、温かい家と3度の食事が摂れるのは、最高に幸せなんだニャー。世の中には衣食住も満足に出来ない人々が多数いるから、オラ達ノラ猫と変わらないよな、その辺を噛み締めて残り少ない2011年を元気で過ごしてくれニャンニャン。来る2012年が、これを読んでいるあなたとご家族に、良い年が訪れるよう心より祈っているよ。
最後にヒゲ親父からの伝言を言うからね、 店で売っている
アロニアジャムには、ポリフェノールや老化防止の様々な栄養素が入ってるから、一度お試し下さいってさ。
そんじゃ、またね、バイバイニャン。
        「多摩手箱通信18号」より2011年12月発行
 3月11日、東日本大震災が発生して早や7ヶ月。これから寒くなって被災者には厳しい冬が来るのに、現地でお手伝いするボランティアの数は急激に減っているってさ。それに義援金も少なくなってきて、初めの勢いはなくなってきたんだとよ。お〜〜い、この狭い国土に住んでいる人たちよ、よ〜〜く考えてくれ。出来る範囲で、協力すっぺよ〜!!
         
     「多摩手箱通信17号」
より2011年11月発行
  オーイ、アホな議員たちよ。お互いに非難するのは止めて、不自由な生活をしている被災者の身になって政治をやってくれよ。庶民も風評なんか惑わされねえで正しい知恵を身につけろや。ついでにアホマスコミにも一言。次の格言を考えろ! 「その国の政治家のモラルや水準は、その国の国民の水準と比例する
         「多摩手箱通信16号」より2011年10月発行



追伸:人間界では新しい首相が決まり、災害復興や原発の後処理、経済停滞などの問題が山積みになっているのを迅速に解決しないと大変だべさ。野田(54)という男を批判するのではなく、この際みんなで協力して、この国を立ち上げる方向で行くのがスジだろうよ。マスコミもあげ足とりばかりではなく、前向きな意見を言えってんの…ネコだって意見は言える。
         「多摩手箱通信15号」より2011年9月発行
 オラ達ネコが言うと腹が立つだろうな。でも言うよ。
原子力発電(原発)の事故で人間が大騒ぎしているよね。起こったことはしょうがねえが、その後の対応、あれはなんだ? 放射能もれや汚染処理も大事だが、これからの電力確保やその手段をどうするか? 人類にとって原発は不可欠だと思うか? 人間がコントロールできないエネルギーは恐ろしいべよ。と言って、石油、石炭などの化学燃料を使えばCO2発生の問題もあるしよ。風力、水力、太陽光、地熱発電をもっと活用すればいいが、コストがかかりすぎるとかで真剣に討議しなかったみたいね。でもさ、今回の原発の事故を考えると、被害補償や汚染処理で莫大なコストがかかるから結局は、他の発電方法を活用すればいいだべさ。オイラは声を大にして言うぞ。
原発はいらねえ、もう作るな。今あるのは賞味期限(?)が過ぎたら全部破棄しろ。人間だけの問題ではないぞ。オラ達ネコ族や他の動物のことも考えてくれ、もう一度、言う。
原発反対!! 〜ご清聴ありがとう。ゴロゴロニャン〜 
         「多摩手箱通信13号」より2011年7月発行
 男もオシャレして、女に負けるな!
涼しい日と夏日が交互に来ているから、体調の変化には十分に気を付けてちょうだい。店ではたいしてPRもしていないのに、カルチャー教室が4コースもスタートしたよ。まだスタートしていない中に「
手作り天然石アクセサリー」のコースがあって、受講生がオリジナルなものを作るらしい。そこでオイラ、ふと思ったが、なにもオシャレは女だけとは限らないよね。中高年の男もアクセサリーをして自分も楽しみ、周りも明るくさせることを演出するのも必要だっぺ。
これを読んだ母ちゃんは、父ちゃんをカルチャーに送り出して、自分に合ったものを作り、身につけたらいいだべさ。この前、ヒゲ親父の友人(男)が派手なネックレスを購入したが、それがけっこう決まっていて本人も超ゴキゲンさ。オジさんたち。見てくれは大事だからな〜。ニャンニャン。
         「多摩手箱通信11号」より2011年5月発行
 ここのところ店は慌しくなっているだ。
それはカルチャー教室を開催するんで、新聞折り込みチラシなどのPRを始めるからだっぺ。電話や来店者が増え、応対しているのが外からでもよく分かるっちゃ。。。。掲示板を見ると(猫でも読めるよ)、個性ある講師陣のおもしろいコース!……それより気になるのは料金だけど1回がなんと!! 1,000円から2,000円と、他ではありえない!? 嬉しいだよ。その上、各コースとも1回目は無料招待なので、参加してから決めればいいから安心だね(初めだけ大勢来て、次からは来なかったら大笑いだ)。そ〜ならないよう…これを読んで興味のある人は来てやってチョーヨ?
         「多摩手箱通信8号」より2011年2月発行
 新年、明けちゃっておめでとう!!
オレ達ネコ族は懸命に生きることで精一杯なんで、人間社会のように見えを張る必要もないから、ラクといえばラク、だっちゃ。
でもね、正月や自分の誕生日なんかは人生の句読点だと思うの。人生を階段にたとえると、毎日1歩づづ上に昇り、ある場所だけがやや広いスペースになっているわけ。そこが1月1日だったり誕生日で、そこで昇るのを止め、休憩しながら、下を見まわし歩んできた階段を見つめて感傷にひたるのもよし、これから昇る階段を見上げて目標をたてるのもいいと思う。だから人生の節目が正月だから、ま、ゆっくり休んでちょうだい。お店は2月から数多くのカルチャーを開催するから、みんなもヨロシク、ね。
         「多摩手箱通信7号」より2011年1月発行
 今年もあと1ヶ月、光陰矢のごとし。月日の流れが速く感じるのはオイラだけかな? 稲生橋の交差点に「多摩手箱」という奇妙な店がオープンして7ヶ月が経った。以前は外に置かなかった衣類ラックや小物を堂々と並べ、よその店や家の近くまで置く図々しさ、歩行者の関心をひくためには何でもありか? と思っていたら、プランタンに花を植えたりして、けっこう美観に気をつかっているから、まぁ〜〜いいか。
その上、信号待ちの人にベンチを置き、便具をはかるなどしているよ。月1回のイベントもようやく定着しているが、商売はまだまだのようで来年を楽しみにするか。オイラたちノラ猫グループも遠くで応援しているから、とりあえずガンバレ!
         「多摩手箱通信6号」より2010年12月発行
 急に寒くなったから、体調管理には気をつけるべ〜〜。
店では先日、落語をやって盛り上がっていたが、11月はファッションショーをやるってよ。もちろん一般女性達がモデルとして出るらしいだが、それはそれで楽しいかもね。
この前、ヒゲ親父がブツブツいっていたのを通訳すると「地元の皆さんに喜ばれるカルチャー教室や、ミニイベントを定期的に開催することで、街全体と皆さんが元気になれば嬉しいだよ。とくに引きこもりがちな高齢者も大勢来てもらえればありがたいだ」。普段はチャランポランな親父だが、たまには良いことを言っているだよ。気温が低いのはしかたがないが、人の心の中だけはいつもポカポカと暖かくしたいもんだ!と、ふと思っただ。
        「多摩手箱通信5号」より2010年11月発行
 ようやく夏の暑さが過ぎ去り、朝晩はひんやりする季節になりました。
皆さま、いかがお過ごしですか?
…ん? なんか調子悪いな。元に戻るべ〜〜。
オイラ、ノラ猫のクロでーす。店内に入ると秋らしく紅葉などを飾りつけているのだ。男性が喜びそうな作務衣やベストも数多く展示しているから、女性だけではなく、男性も時間つぶしに店へ見に来るといいだよ。衣料品はなんと200円から、瀬戸物も100円からあるけど…入って来るお客が「ここはリサイクルショップですか?」と尋ねると、ヒゲ親父がムキになって「ほとんど新品デス」と言っているのが…おもしろいだよ。秋物も続々入荷中なんで、是非一度、お店にきてやっておくんなまし…。
         
「多摩手箱通信4号」より2010年10月発行
 んーにゃろめ〜。なんなんだ。この暑さは。「地球温暖化」なんてもんじゃあ、ねぇな。熱帯化だんべ〜。さすがに今年はオイラも毛皮を脱いでスッポンポンになりたかったぜ。
店の前の交差点は車の往来が激しいけんど、人なんか歩いてないのよ。そりゃあそうだべ。このクソ暑い日に外に出る人はいないべさ。んだから店も1週間以上休んでたよ。小売店は客が入らないと商売になんねえからな(あったり前田のクラッカー←古ッ)「夏物の衣料品は9月中に売りたいよな」と、ヒゲ親父がかわいい(?)女店長に言うと「それなら、
夏よ、サヨナラセールで、さばきましょう」って単純に応えてたよ。親父は「そんならそうすっぺ」と決めるから、この店はかなりヤバイ! 店を知らない人に説明すると、衣類だけではなく、帽子、バッグ、陶器、漆器類、おもちゃ、CD、装身具、着物を再利用したペンダントや、ぬいぐるみ、中国、パキスタンから直輸入したジュータンや人形、小物、アクセサリー、ショールと、どれもデパートの半値以下。開けてビックリ、ならぬ入ってビックリ!多摩手箱。シャレの分かる人、大歓迎!! 来るだぞ〜〜多摩手箱。待ってるだ〜〜。
         
「多摩手箱通信3号」より2010年9月発行


クロのつぶやき
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